蛙の人狼日記

元るる鯖中期人狼王が書く何か

禁忌-人狼ゲームでいちばん勝てる方法-

おはようこ。蛙くんです。八月が終わってしまいましたね。悲しい。今年も残すところ4カ月なんだってね。大学生活もどんどん終わっていくよ。悲しいね。

今回はちょっと人狼ゲームにおける「タブー」について触れていきたいと思います。最近いろいろ思うことがあって、それをまとめたいな・・・と。まあ要は人狼ゲームって村狼関係なく”邪魔なヤツ”を吊るしてれば勝てるゲームだよね」っていう話です。

 

 

人狼ゲームは邪魔くさい奴を排除すると勝ちやすい

邪魔くさい奴というのは「自分を疑ってくる奴」「不合理な推論を掲げてくる奴」「これから自分を疑ってきそうな奴」「誘導しにくい奴」といったひとのことを指します。

最近は、村や狼関係なく「邪魔になるだろうな」っていう奴をいかに吊るすか・・・ということを考えて実験的にプレイしてみてるんですが、これがまあ勝てるんですよね・・・。

ちょっとこの点に関して、このクソ戦法が勝てる理由をいろいろ考えてみたんですよ。

 

自身の生存率があがる

「あなたの生存」こそ「あなた自身の勝率が最大になる必須条件」です。

要は自分自身の生存自陣営最大の利益っていうことですね。極論を言ってしまえば「自分以外が全員死ねば、ぼくの勝ち!」っていうゲームなんで、村でも狼でも占でも霊でもどんどん「生存」は狙っていきましょう

【初~中級者向け】殴らずとも勝てる!生き残る方法≪ザイオンス効果≫ - 蛙の人狼日記より

 

邪魔なやつを排除するんだから、自分の生存率があがるということは当然ですよね。

自分の生存率があがってるんだから、無条件でそりゃあ自分の勝率はあがりますよね。

 

心理的リアクタンスが発生しにくい

心理的リアクタンスっていうものをご存じでしょうか?

要は『「〇〇しろ!」と言われると、それをしたくなくなる』という効果です。

例えば、人狼ゲームの発言などで考えると

  • 俺は白だ!吊るすな!指定変えろ!
  • こっちの占い師のほうが真目だ!
  • 〇〇だから、Aさんは怪しい!

といったような発言は、心理的リアクタンス」を発生させやすい・反発をうけやすいということです

【心理的リアクタンス】説得型人狼ゲームの崩壊 - 蛙の人狼日記

 

まあ、自分に「合わない」人を吊るしにいっているので、必然的に自分の意見に同調してくれるひとが残ることになります。

ですから、説得する際に「強固」な説得に走る必要がないんですよね。他のひとよりリアクタンス(反感)が発生にしにくい条件下での説得を試みることができるんです。そりゃあ勝ちやすいわな。

 

一貫性の法則が働く

「一貫性の法則」

「一貫性の法則」:自らの行動や発言、態度、信念などに対して一貫したものとしたいという心理

普段から続けている習慣や、人に宣言したことはそのまま続けたいと思いませんか。その心理の背景にあるのが、一貫性の法則(一貫性の原理)と呼ばれます。
人は無意識のうちに自らの行動や発言、態度を貫き通したいという心理に基づいて行動しています。

無意識に行動に表れている「一貫性の法則」を解説|ferre

こんにちは、蛙です。心理学には「一貫性の法則」というものがあるそうです。この法則によれば「ひとは自分の考えを一貫させていたい」「自分の過去の発言には逆らうことができない」ということが言えます。今回はこの法則を人狼に活かすことができないか?という点について説明していこうと思います。

自分の思惑通りにヒトを動かす方法 - 蛙の人狼日記

 

自分に「賛同してくれるひと」を残すわけですから、一貫性の法則という側面でも勝因を語れますよね。

「自分は一度でもこのひとを信用した」という事実が、少なからずあるわけですから、そこに一貫性の法則:自分の考えは貫きたい(このひとを信じたい!)という心理が多少なからず発生する気がする。知らんけど。

 

なんでこんなことなったのか

答:人狼民の考える力が低下してるから

 

本来であれば、人狼ゲームは「ここが人狼だと思う。なぜなら~…」といった形式の、古典的な他者説得ゲームの形が理想とされると思います。ですが、現代はそれをできるほどレベルが高いとは言えません・・・。

ちょっと喋れば、滅茶苦茶な理由で疑いの眼差しを向けられる。
そういう実感、みなさんにもあるんじゃないでしょうか。

まだ昔のほうが「論理」について語れるひとが多かった気がします。

どちらにせよ、経験者がどんどん人狼ゲームを辞めていってしまっているので、人狼ゲーム界隈は衰退傾向にあると言えるんじゃないでしょうか。wikiの更新なども最近はほとんど見ませんし。

 

・・・このように真っ向からの説得を試みようとするのは、非常に困難な時代になった。「論理の正当性」をきちんと判断できる人間がいないから。

それゆえに、現代ではこのような「邪魔な奴を吊るす」とかいう外道戦法のほうが刺さるようになっちゃったんです。ちゃんと「正当性」や「合理性」を判断できる人材が少ない。みんなもっと相手の立場に立って考えれるようになりましょう。

 

画像

2-2霊能白被り陣形で「自分の白が出ていないほうを吊りたい!」と言って真切られる真占い師クリスさん

(※白を残せば霊真狂決め打ちしてグレーを詰めるという進行が取れる可能性がある。そもそも偽吊れることが最も真目線嬉しいことだから、色なんて関係ない。偽見えるほう吊るだけ。)

 

論理の「ろ」の字も知らない

論理を語るなら、論理学を多少でもいいんでかじってみましょう。

「批判的思考」っていう言葉知っていますか。

 

<初心者が作った素人論理学>↓↓↓
【中~上級者向け】知っておきたい論理的・批判的思考 - 蛙の人狼日記

 

 

「考えるちから」を向上させようね

上手い人のプレイを参考にしたり、ひとのブログ読んだりして色々考えられるようになろうね。

みんながそうなればこういう外道戦法は通じなくなるから。たぶん。

ぼくはこの外道戦法はマナー論の問題(簡単に言えば、結果的に勝てる戦法をとるのが良いのか⇔勝てない戦法「人狼を吊ろうとする動き」をするべきなのか)があると思うし、これはちょっと本来の「理想的」人狼ゲームとは違うんじゃないかなあ・・・って思う側面があるので。もっと考える力をみんなが持ってほしい・・・。

 

おわりに

次の記事は好きなブログでもまとめようかな。